ニュース 電子 作成日:2018年2月23日_記事番号:T00075655
自動光学検査装置(AOI)大手の由田新技(Uテックゾーン)は22日、同業の晶彩科技(FAVITE)に対する株式公開買付(TOB)の実施を董事会で決議した。23日~3月14日に株式35%を取得し、筆頭株主を目指す。台湾の設備メーカーによる初の敵対的買収となる。23日付工商時報が報じた。
由田新技は1株15台湾元(約55円)で晶彩科技の株式取得を目指す。晶彩科技の22日株価終値12.5元で計算すると、プレミアム(上乗せ)は20%。晶彩科技董事会の株式保有率は約11%だ。
由田新技は中台で売上高が最高のAOIメーカーで、台湾、中国、日本、韓国、東南アジアのプリント基板(PCB)、液晶ディスプレイ(LCD)、パッケージング(封止)の大手メーカー数十社を顧客に持つ。晶彩科技は中台のLCDアレイ、有機EL(OLED)工程で最大のシェアを誇る。
由田新技の鄒嘉駿董事長は、両社の強みを生かし、技術、営業、購買面で協力し、AOI市場を開拓したいと表明。また、TOB成立後も晶彩科技の経営の独立性を尊重すると説明した。
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