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グリコネックスと菱ガス化、バイオ後続品で提携


ニュース 医薬 作成日:2018年2月23日_記事番号:T00075664

グリコネックスと菱ガス化、バイオ後続品で提携

 生物技術開発中心(生技中心、DCB)から分離された新薬開発会社、台湾醣聯生技医薬(グリコネックス)は22日、三菱ガス化学、三菱ガス化学傘下のバイオ医薬品メーカー、カルティベクスとバイオ後続品(バイオシミラー)事業で提携すると発表した。23日付工商時報が報じた。

 グリコネックスは、同社はバイオ後続品の開発で重要な細胞株の製造装置、工程開発、糖鎖組成分析が強みと説明。タンパク質薬の量産能力を持つ三菱ガス化学、カルティベクスとの提携により、研究開発(R&D)から量産まで一貫した世界規模の抗体医薬事業体制を構築できると強調した。既に選定した抗体医薬品について評価を進めているという。

 統計によると、抗体医薬の世界市場規模は昨年845億米ドルに達し、2022年には1,146億米ドルまで拡大すると予想されている。