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内閣一部改造、外交部長・陸委会主委ら交代


ニュース 政治 作成日:2018年2月23日_記事番号:T00075667

内閣一部改造、外交部長・陸委会主委ら交代

 総統府は23日、内閣の一部改造を発表。李大維外交部長が国家安全会議(国安会)秘書長に転じ、後任には呉釗燮・総統府秘書長(63)の就任が決まった。行政院大陸委員会(陸委会)の張小月主任委員も退任し、後任にはかつて陳水扁政権時代末期に同職を務めた政治学者、陳明通氏(62)の復帰が決まった。

/date/2018/02/23/17cabinet_2.jpg外交部長に就任する呉釗燮氏。国安会秘書長や駐米代表を歴任した民進党政権きっての外交のプロだ(中央社)

 また、馮世寛国防部長も退任して国防部傘下のシンクタンク「国防安全研究院」の董事長に転任。後任には国安会の厳徳発秘書長の就任が決まった。厳氏は参謀総長、陸軍司令などを歴任した人物だ。

 一方、林美珠労働部長が健康上の理由で退任し、後任には高雄市の許銘春副市長の就任が決まった。

 なお、総統府秘書長の後任として高雄市の陳菊市長の就任が決まったと一部のメディアで報じられたが、陳市長自らが「そんなことはない」と報道を否定した。

 今回の内閣改造に伴い、頼清徳行政院長の台南市長時代の側近も中央政府に進出。呉欣修・台南市政府秘書長の内政部営建署長への就任が決まった。