ニュース 商業・サービス 作成日:2018年2月26日_記事番号:T00075672
日本と台湾の女性2人が立ち上げた女性向け漢方ショップ「デイリリー(DAYLILY)」が3月3日、台北市松山区で1号店をプレオープン、4月1日に正式オープンする。台湾ではポピュラーな、4つの漢方を配合し生理痛を和らげる効果があるとされる飲み物「四物飲(しもついん)」や、スープのように食べられる薬膳茶、お菓子のように食べられる「棗(なつめ)」、生薬の素材を使ったフェースマスク、石鹸(せっけん)などを販売する予定だ。漢方にも用いられるオレンジ色のユリ科の花「デイリリー(ヘメロカリスの別名)」からブランド名を付けた(同社リリースより)
なお、3月31日までのプレオープン期間は、7日分の四物飲、棗1パック、オリジナルトートバッグがセットになった「オープン記念ボックス」(1,000台湾元=約3,650円、150セット限定)と電子マネー機能付き乗車カード、悠遊カード(イージーカード)の特製版のみを販売する。
創業者の小林百絵氏(CEO)と王怡婷氏(コンセプトデザイナー)は、慶応義塾大学大学院の同級生。小林氏は、老舗漢方薬局を営む父を持つ王氏から、台湾では漢方が生活に根ざしているとの話を聞き、自ら漢方を取り入れたところ、薬では解決できなかった生理痛や体調不良が改善したという。健康や美容を保つため、地元台湾だけでなく、日本をはじめアジアの観光客にも取り入れてほしいと起業した。
開店資金など500万円は、クラウドファンディングを通じて調達した。1号店は、王氏の父の漢方薬局の一角を間借りして開店。営業時間は午前11時~午後9時。将来、日本や中国、シンガポールなどにも展開し、日本と台湾の友好の架け橋として、アジアを代表するブランドを目指している。
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