ニュース 金融 作成日:2018年2月26日_記事番号:T00075675
中央銀行(中銀)総裁を20年にわたり務めてきた彭淮南氏が25日、任期満了に伴い退任した。26日午前には楊金龍新総裁との引き継ぎ式が行われた。26日付工商時報が伝えた。中銀総裁を退任した彭氏(左)と新たに総裁に就任した楊氏(右)(26日=中央社)
彭氏は総裁としての任期最終日が日曜日だったにもかかわらず出勤。夕刻に退勤する前、トイレットペーパー買い占め報道に触れ、「台湾の物価は低く安定している。これは中央銀行が物価維持の職責を果たしているからだ。市民にはインフレを恐れないでもらいたい」と述べた。
退任に当たり、彭氏は「自分の最初の仕事は銀行員だったし、最後の仕事も銀行員だった。中銀にこれほど長く在籍し、愛着もある。同僚に深く感謝したい」と感想を語った。
後任の楊氏については、「良い総裁になると思う。中銀での30年近い経験がある」と全幅の信頼を寄せた。
彭氏は1998年2月25日に就任。4人の総統の在任期間にわたり中銀総裁を務めた。在任期間は中銀史上最長だった。彭氏は引き続き中銀顧問を務める。
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