ニュース 金融 作成日:2018年2月26日_記事番号:T00075680
保険事業発展中心(保発中心、TII)の統計によると、生命保険会社が2017年に支払った給付金や保険金、解約返戻金の合計は前年比1.88%増の1兆6,551億台湾元(約6兆円)と、過去最高を更新した。26日付経済日報が報じた。
種類別では▽生命保険、1兆3,174億元(前年比0.94%増)▽医療保険、1,123億元(11.18%増)▽傷害保険、220億元(8.29%増)▽年金保険、1,860億元(2.76%増)──だった。
給付金や保険金、解約返戻金の合計は08年に1兆元を突破し、近年は特に医療保険と傷害保険が大幅に増加している。業界関係者は、13年に第2世代全民健康保険が導入されて以降、自己負担の項目が増えたこと、医療器材や医療費が大幅に上昇したことが理由と指摘した。また、一部業者が貯蓄型や元本保証型の医療保険、高齢者を対象とした10年や20年の定期保険を販売するようになったことで給付金が増えたと分析した。
傷害保険については、近年、災害や事故が多いことが原因との見方を示した。
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