ニュース 電子 作成日:2018年2月27日_記事番号:T00075697
音響機器大手、美律実業(メリー・エレクトロニクス)は26日、カナダの音響機器メーカー、サノボックスの中国子会社で家庭用スピーカーの受託生産を行う蘇州美声電子を含む子会社3社に、最大4,580万米ドルを出資することを董事会で決議した。業界関係者は、メリーはスマートスピーカーの部品を供給しており、サノボックスグループへの出資により受託生産にも参入し、米アップルの「HomePod(ホームポッド)」、アマゾンの「Echo(エコー)」のサプライチェーンで有利な地位を確保する狙いと分析した。27日付工商時報が報じた。
メリーは蘇州美声電子のほか、▽音響機器の研究開発(R&D)、北米での販売を担うサノボックス・カナダ▽高級スピーカーのR&D・生産、欧州での販売を担うノルウェーのSEAS Fabrikker──を合わせた3社に出資する。
スマートスピーカー市場は2020年までの年平均成長率(CAGR)が35%に達し、規模は102億米ドルに拡大すると予想されている。メリーは関連商機を取り込むため、昨年11月末にサノボックスと投資意向書を交わしていた。
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