ニュース 電子 作成日:2018年2月27日_記事番号:T00075700
通信キャリア大手の中華電信は26日、第5世代移動通信規格(5G)の商用化に向けて、通信機器大手のノキア、エリクソンと提携覚書(MOU)を締結した。中華電信主導で1月末に発足した5G関連の産業アライアンス「台湾5G産業発展聯盟」と共同で、2018~19年に5G実験エリアを構築、20年の商用化を目指す。27日付経済日報が報じた。
中華電信の謝総経理。同社はバルセロナで開催中の「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で5Gソリューションを展示している(26日=中央社)
中華電信の謝継茂総経理は、同社は桃園に5G試験ネットワークを設置する計画と明かした上で、今回のノキアとの提携により計画を加速させ、18年末までに完成させる見通しを示した。完成後は「台湾5G産業発展聯盟」に高品質のテスト・開発プラットフォームを提供できると説明した。
謝総経理はまた、将来はモノのインターネット(IoT)やAR(拡張現実)の成熟により、あらゆるモノ、人、データ、プロセスがつながる「IoE(インターネット・オブ・エブリシング)」の通信設備が1平方キロメートル当たり100万カ所を上回ると予測。同社が申請しているIoE300万件分は、3年でユーザー数が満杯になるとの見通しを示した。
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