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中鴻鋼鉄、3月全面値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年2月27日_記事番号:T00075703

中鴻鋼鉄、3月全面値上げ

 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は26日、3月の台湾域内市場、海外向けの熱延、冷延、溶融亜鉛めっきコイルなど、全ての鉄鋼製品の価格引き上げを発表した。27日付工商時報が報じた。

 域内向けの値上げ幅は、▽熱延、1トン当たり500~600台湾元(約1,820~2,200円)▽冷延、500元▽溶融亜鉛めっき、500~600元──などで、平均2.45~3.19%引き上げた。

 海外向けの値上げ幅は1トン当たり40~50米ドルで、熱延のオファー価格は630~640米ドル、冷延は730~740米ドルに引き上げた。

 中鴻鋼鉄の韓義忠董事長は、原料の鉄鉱石の国際価格が1トン当たり78.5米ドル、原料炭は230米ドル、スラブは560米ドル以上と高止まりしており、鉄鋼製品の値上げ余地は大きいが、川下顧客の受注に有利になるよう値上げ幅を抑えたと説明した。