ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

家庭紙大手3社、トイレットペーパー生産倍増


ニュース その他製造 作成日:2018年2月27日_記事番号:T00075704

家庭紙大手3社、トイレットペーパー生産倍増

 トイレットペーパー・ティッシュペーパーなどの値上げ報道をきっかけに、各地で市民による買い占めが相次いでいることを受けて、永豊餘投資控股(YFY)、正隆(CLC)、キンバリークラークの3社はフル稼働で生産を急いでいる。27日付工商時報が報じた。

/date/2018/02/27/08paper_2.jpg高雄市の量販店でもトイレットペーパーが売り切れ、陳列棚が空になった(26日=中央社)

 業界関係者は、最近4日間のトイレットペーパーなどの受注量、出荷量は通常時の2倍に達しており、物流業者も輸送回数を増やすなどして対応していると話した。

 台湾に工場を2基所有している永豊餘は、現在3交代制でフル稼働対応しているが、今回の買い占め騒動は予想をはるかに上回っており、出荷が間に合っていないと説明した。

 大手メーカー3社とも、紙パルプ原料の供給は安定していると表明。業界関係者は、市場全体のトイレットペーパーなどの使用量は増加していないため、品不足は短期的な現象だと指摘した。