行政院主計総処が26日発表した１月の失業率は3.63%と、前月比0.03ポイント改善、前年同月比0.15ポイント改善し、過去32カ月で最も低かった。季節変動を除去した失業率は3.68%と、前月比0.02ポイント改善し、過去17年で最も低かった。主計総処国勢普査（国勢調査）処の潘寧馨副処長は、2016年以降の景気回復によって、失業率は下がり続け、雇用情勢は安定していると述べた。27日付工商時報などが報じた。
１月の就業者数は1,140万9,000人と前月比4,000人増加、前年同月比８万9,000人増加した。
１月の失業者数は43万人で、前月比3,000人減少した。内訳は▽初めて就職活動を始めた失業者、前月比2,000人減▽業務縮小など会社都合による失業者、1,000人減▽自己都合退職による失業者、1,000人減▽季節工・臨時工など契約期間終了による失業者、1,000人増──だった。
失業期間が１年以上の長期失業者は６万1,000人で、前月比1,000人減、前年同月比4,000人減だった。
