ニュース その他分野 作成日:2018年2月27日_記事番号:T00075709
台湾経済研究院(台経院、TIER)が26日発表した1月の景気動向調査によると、製造業の1月の営業気候観測指数は100ポイントで前月から1.19ポイント上昇し、4カ月連続の下落から上昇に転じた。また、サービス業は93.05ポイントで1.38ポイント上昇、建設業は105.39ポイントで1.39ポイント上昇といずれも上昇となった。27日付工商時報が報じた。
台経院の林建甫院長は、製造業は▽非需要期▽顧客の新製品の需要不振▽台湾元高──でファウンドリー、液晶パネル、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)業界の売上高は減少したが、ICT(情報通信技術)業界は新技術の台頭と在庫調整が一段落したことで半年後の景気見通しが「改善」に転じたと説明した。
サービス業の営業気候観測指数は2カ月連続で上昇した。尾牙(忘年会)など春節(旧正月、2018年は2月16日)前の需要で売上高を伸ばした。また、台湾株式市場の活況が続き、証券業界は半年後の景気見通しについて「横ばい」を維持した。
建設業の営業気候観測指数は3カ月連続で上昇した。政府のインフラ整備計画が相次いで始動しているほか、不動産業界はキャンペーン期間「329檔期」(3月1日~4月30日)を控え、半年後の景気見通しが改善した。
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