ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

「財会公報40号」、意見聴取作業が完了


ニュース 金融 作成日:2008年5月21日_記事番号:T00007572

「財会公報40号」、意見聴取作業が完了


 会計研究発展基金は20日、保険業の会計基準として制定作業を進めている「財務会計準則公報第40号」の内容に関する公衆からの意見聴取を締め切った。投資型保険契約の保険料を収入として計上すべきかどうかが焦点となる。21日付工商時報が伝えた。

 財務会計準則公報は財務会計準則委員会が国際的なの会計基準の変化に対応して、制定または修正しているもので、公報第40号は来年からの実施を見込んでいる。

 保険業界では昨年、投資型保険契約の収益が従来型保険契約の保険料収入を超えた。ある会計士は、「人気の投資型保険商品の保険料収入が計上されない場合、業績への影響が大きいため、保険各社が注目している」と指摘した。

 仮に投資型保険商品の保険料収入が計上されないことが決まれば、保険会社の業界内ランキングも大きく変動しそうだ。