ニュース 家電 作成日:2018年3月1日_記事番号:T00075724
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル・コンサルティング)の統計によると、鴻海科技集団(フォックスコン)が受託生産するテレビの1月の出荷台数は前年同月比167.2%増の175万台で世界1位に返り咲いた。グループ傘下、シャープが中国など新興国市場におけるテレビ販売台数を伸ばしていることが主因だ。1日付経済日報が報じた。
鴻海は昨年10月、テレビの受託生産で初の出荷台数世界一となったが、11月には冠捷科技(TPVテクノロジー)に抜かれ、再び2位に転落していた。
群智諮詢によると、シャープの液晶パネルおよびテレビ事業は昨年第3四半期(10~12月)に前年同期比25%の増収、純利益も証券会社の予測を上回るなど好調で、同社のテレビ生産を受託する鴻海にも恩恵が及んだ格好だ。
世界のテレビ受託メーカー主要13社の1月の出荷台数は802万台で、前年同月比68.6%増加した。昨年は1月に春節(旧正月)を迎え、非需要期だったことが大幅成長の原因だ。今年2月は春節を迎えたことから出荷台数が減少すると予想されるが、3月は需要が高まると群智諮詢は予測している。
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