ニュース その他製造 作成日:2018年3月1日_記事番号:T00075729
経済部統計処が27日発表した製造業の2017年生産額は、前年比5.85%増の13兆337億台湾元(約47兆4,000億円)で、2年連続のマイナス成長を脱した。経済部統計処の王淑娟副処長は、半導体業、液晶パネルと部品業がけん引したと説明した。28日付工商時報が報じた。
電子部品業の17年生産額は、前年比3.54%増の3兆6,731億元で、過去2番目に高かった。このうち、半導体業は6.75%増の1兆3,619億元、液晶パネルと部品業は14.01%増の9,240億元だった。
化学材料業の17年生産額は前年比11.97%増の1兆7,563億元、ベースメタル業は18.43%増の1兆3,470億元で、共に過去7年で最大の伸びだった。機械設備業は、8.41%増の6,525億元だった。
一方、自動車と部品業は前年比0.99%減の3,832億元だった。パソコン・電子製品・光学製品業は5.55%減の6,189億元で、3年連続の前年割れだった。台湾製の携帯電話の販売不振やソリッドステートドライブ(SSD)の部材不足が影響した。
17年第4四半期の製造業生産額は、前期比2.59%増、前年同期比4.06%増の3兆3,974億元で、5期連続のプラス成長だった。このうち、半導体業は、前期比10.06%増、前年同期比9.13%増の3,841億元で、四半期としての過去最高を記録した。
王副処長は今年第1四半期について、製造業の非需要期に当たるものの、世界的な景気回復の下、製造業生産額の成長は続くとの見通しを示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722