ニュース 金融 作成日:2018年3月1日_記事番号:T00075733
中央銀行(中銀)が27日発表した1月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、M1B(現金通貨と預金通貨)年伸び率は3.11%、市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は3.42%で、M1Bの伸び率がM2の伸び率を下回り、下げ相場の指標とされるデッドクロスが8カ月ぶりに出現した。28日付工商時報が報じた。
M1Bの伸び率は前月比0.92ポイント低下、M2の伸び率は0.18ポイント低下し、それぞれ過去65カ月、60カ月の最低を記録した。
中銀は、1月も台湾の株式市場は活況を呈し、デッドクロスの指標価値はもはや低いと指摘。証券取引口座の預金残高は1兆8,168億台湾元(約6兆6,000億円)、前月比増加幅は1,454億元とそれぞれ過去最高を記録しており、特に個人投資家による資金流入が活発だったと説明した。
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