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2月消費者信頼感指数、5項目で上昇


ニュース その他分野 作成日:2018年3月1日_記事番号:T00075737

2月消費者信頼感指数、5項目で上昇

 中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が27日発表した2月の消費者信頼感指数(CCI)は87.38ポイントで前月比0.31ポイント下落したものの、CCIを構成する6項目のうち、5項目で前月を上回った。28日付工商時報が報じた。

 CCIを構成する6項目のうち、「今後半年間の台湾景気」は82.85ポイント(前月比1.1ポイント上昇)で、過去32カ月で最も高くなった。「今後半年間の家庭経済」は88.15ポイント(0.95ポイント上昇)で、過去30カ月で最も高くなった。「今後半年間の耐久消費財購入機会」は92.4ポイント(0.8ポイント上昇)で、過去24カ月で最も高くなった。今後半年間の物価水準は53.35ポイント(0.85ポイント上昇)、今後半年間の就業機会は106.6ポイント(0.5ポイント上昇)だった。

 一方、「今後半年間の株式投資機会」は前月比6.1ポイント下落したものの、100.9ポイントで、楽観を示す100ポイント以上だった。

 台経中心の呉大任研究員は、CCIのうち経済と直接関係のある指標は軒並み上昇しており、加権指数が1万ポイント以上を維持していることや、公務員の給与引き上げ、企業の賃上げが市民の消費を喚起し、内需を刺激していると分析した。