ニュース 金融 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075751
中央銀行の楊金龍新総裁は1日、閣議後の記者会見で、「経済学の教科書には一般的に緩やかなインフレは好ましいと書いてある」と述べた。2日付工商時報が伝えた。
楊新総裁は、物価の安定は中銀の責務で、必要に応じて金融政策をとると述べた(1日=中央社)
行政院主計総処は、今年の消費者物価指数(CPI)上昇率を1.21%と予想している。市場予想も0.88~1.3%の範囲で、物価安定を予想する見方が大勢だ。
楊新総裁はまた、最近のトイレットペーパー買い占め騒動について、「紙パルプの国際価格上昇が台湾の物価に与える影響は小さい。台湾元は対米ドルで上昇しており、輸入によるインフレ圧力の緩和に役立つ」と指摘した。
その上で、トイレットペーパーなどが平均10%値上げされたと仮定した場合、CPIの年間上昇率への影響は0.06ポイント程度だとの試算を示した。
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