ニュース 金融 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075752
金融監督管理委員会(金管会)は1日、昨年の銀行業界の総資本利益率(ROA)が0.67%、株主資本利益率(ROE)が8.97%となり、両指標が3年連続で共に低下したと発表した。前年に比べ、ROAは0.01ポイント、ROEは0.26ポイント低下。ROEは過去8年で最低となった。2日付経済日報が報じた。
銀行の重要な経営指標であるROAとROEの低迷は、銀行の収益の伸びが資産の伸びに追い付いていないことを示すものだ。
業界関係者は「世界的な大手銀行の場合、ROAは1%以上、ROEは15~20%で、台湾の銀行は長年それを下回っている」と指摘した。
昨年の銀行業全体の税引き前利益は3,526億台湾元(約1兆2,700億円、外資系を除くと3,059億元)で、いずれも前年を上回った。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722