ニュース 運輸 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075753
長栄海運(エバーグリーン・マリン)は1日、貿易船積書類を電子化してネット上で譲渡流通させるプロジェクト「ボレロ」と提携し、銀行と保険機関が認証する電子船荷証券(B/L)などの発行サービス「雲提単」(i-B/L)、および明細書や産地・検疫・保険証明など各種貿易書類をデジタル形式で関連機関に転送するサービス「雲快逓」(i-Dispatch)を提供すると発表した。これらサービスは長栄集団(エバーグリーン・グループ)専用のデジタルプラットフォーム「シップメントリンク」を通じて利用でき、ペーパーレス化の推進、貿易業務の簡素化、作業効率の向上に貢献すると見込まれる。2日付工商時報が報じた。
長栄海運は、従来の国際貿易は紙の書類により取り引きや支払いの証明を行ってきたが、こうした書類は何度も複写された後に郵送されるため、時間と労力を消耗するほか、ミスも起きやすかったと指摘。また書類の原本は貨物を積み終わってから発行されるため、短距離輸送の場合、船の目的地到着より遅れ、輸入業者が貨物を引き取れないというトラブルも発生していたという。同社のデジタルプラットフォームを利用すれば、貿易に関わる多くの業者のコスト削減と作業効率の向上をサポートできると強調した。
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