ニュース 電子 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075758
英ロンドンの国立美術学校、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院、RA)が創立250周年を記念して展開する一連の展覧会の先陣を切って昨年12月に開幕した肖像画家、ジョナサン・ヨー氏による「フロム・ライフ」展で、出品された3D(3次元)彫像の制作に宏達国際電子(HTC)のVR(バーチャルリアリティー)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」が使用された。2日付工商時報が報じた。
Viveを利用して美術館の作品を自宅で鑑賞するためのプログラム「VIVE Arts」の責任者、張忠為氏によると、ヨー氏は自分の頭部をスキャンしたデータをVRシステムに入力し、仮想世界の中でペイントツール「ティルトブラシ」を使用して自画像を創作。その後、一筆ごとに記録されたデータを基に黄銅を材料とする彫像を制作した。
またRAは、HTCからの寄贈されたViveは学生たちの世界を大きく広げると説明。VRは芸術の新しい時代を切り拓くツールであり、芸術家の思考を変え、その限界を引き上げる可能性を持っていると強調した。
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