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TECOとモテック提携、太陽光発電施設が稼働


ニュース 公益 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075760

TECOとモテック提携、太陽光発電施設が稼働

 家電・機械大手の東元電機(TECO)と太陽電池最大手の茂迪(モテック・インダストリーズ)が、モテックの桃園市の観音工場の屋上に、共同で設置した太陽光発電施設「東元茂迪電廠」が1日に運用を開始した。両社は2016年末に合弁会社を設立しており、TECOは太陽光発電エネルギーサービス業(PV ESCO)に参入し、モテックは川下へ事業を拡大する。2日付経済日報が報じた。

/date/2018/03/02/15teco_2.jpg東元茂迪電廠。TECOは、クリーンエネルギー推進に注力すると表明した(TECOリリースより)

 TECOによると、東元茂迪電廠ではモテックの高効率太陽電池モジュールおよびTECOの25/30キロワット(kW)インバーターを採用。モジュールの設置面積は0.9365ヘクタールで、設備容量は1.7メガワット(MW)、年間発電量は約230万キロワット時(kWh)。クラウドを通じた監視・管理システムを活用することで人件費を抑え、利益の向上を見込む。なお生産した電力は全て台湾電力(台電、TPC)に売却する。

 またTECOは今後、自社の観音工場にも太陽光発電設備を設置することを検討しており、第1段階の設備容量は10MWとなる見通しだ。