ニュース 公益 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075763
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は1日、デンマークの年金ファンド、コペンハーゲン・インフラストラクチャー・パートナーズ(CIP)、および力麗集団と、彰化県沖で計画する洋上風力発電所の共同開発チームを結成すると発表した。2日付経済日報が報じた。
提携対象の洋上風力発電所は、▽CIPが計画する西島区画と彰化彰芳(第27区画)▽CSC、CIP、三菱商事の完全子会社ダイアモンド・ジェネレーティング・アジア(DGA、香港)が計画する「29号」▽力麗集団が計画する福芳(第28区画)──の4カ所で、設備容量は計1.7ギガワット(GW)。総投資額は3,500億台湾元(約1兆3,000億円)以上。4カ所とも既に環境影響評価の審査を通過している。
CSCの王錫欽執行副総経理は、共同開発により投資コストを大幅に削減できるほか、開発を加速できると説明した。設備容量456メガワット(MW)の西島区画は2021年、600MWの第27区画は22年に稼働する見通しだ。
王執行副総経理はさらに、洋上風力発電所の開発には設備容量1MW当たり約350トンの厚鋼が必要と説明。4カ所の洋上風力発電所に必要な鋼材の量で計算すると、同社は年間20億元以上の売上高が見込めるという。
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