ニュース その他分野 作成日:2018年3月2日_記事番号:T00075764
経済部統計処が1日発表した1月の輸出受注総額は前月比11.2%減、前年同月比19.7%増の430億6,000万米ドルで、1月として過去最高だった。前年同月比プラス成長は18カ月連続となったが、これは世界金融危機以降では2番目の長さだ。2日付経済日報が報じた。
林麗貞統計処長は、昨年は春節(旧正月)が1月にあり、比較対象となる数値が低かったため、今年1月は光学器材(液晶パネルなど)以外は軒並み2桁成長だったと指摘した。
光学器材の1月輸出受注は21億5,000万米ドルで前年同月比6.2%増だった。パネル平均価格が昨年第1四半期より1~3割低く、伸び率が低かった。
その他製品別の1月輸出受注は、▽情報通信技術(ICT)製品、123億9,000万米ドル(前年同期比17.5%増)▽電子製品、106億5,000万米ドル(12.5%増)▽機械、19億9,000万米ドル(14.9%増)──が1月の過去最高を更新し、18カ月連続のプラス成長だった。ベースメタルも26億2,000万米ドル(32.2%増)で18カ月連続のプラス成長、プラスチック・ゴム製品は23億米ドル(42.5%増)で15カ月連続のプラス成長、化学品は21億2,000万米ドル(22%増)で9カ月連続のプラス成長だった。
国・地域別では▽米国、118億米ドル(前年同月比16.3%増)▽中国(香港含む)、114億1,000万米ドル(31%増)▽欧州、87億5,000万米ドル(15.3%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、42億5,000万米ドル(16.1%増)▽日本、23億2,000万米ドル(17.8%増)──だった。
林統計処長は、今年は2月に春節を迎えたため、2月輸出受注総額は前年同月比2.2%減~0.7%増と予測した。ただ、1~2月累計では前年同期比9.1~10.5%増の予測で、受注見通しは良好だと述べた。
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