ニュース 電子 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075774
韓国のサムスン電子はビットコインなど仮想通貨の採掘(マイニング)装置専用ASIC(特定用途向けIC)の受注を拡大するため、ファウンドリー大手の聯華電子(UMC)が出資するIC設計業者、智原科技(ファラデー・テクノロジー)との提携を進めているもようだ。同装置専用ASICの受託生産でシェア90%を握る台湾積体電路製造(TSMC)に挑む構えだ。5日付経済日報が報じた。
サムスンは中国のマイニング装置メーカー、およびロシアの採掘業者「バイカル」と契約を結び、14ナノメートル製造プロセスで同装置専用ASICを生産すると外電が伝えていた。
サムスンはバイカルなど大手顧客は自社で担当し、ファラデーは中小のマイニング装置メーカー向けに同装置専用ASICの受託開発(NRE)を行い、サムスンに生産を依頼するとみられる。
ファラデーは、サムスンは重要なパートナーであり、これまでは28ナノメートルによるNREでの提携が中心だったが、今年は14、10、7ナノも強化すると説明。マイニング装置メーカーから既に14、10ナノ採用製品の受注もあり、同装置専用ASICの出荷拡大が期待できるという。
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