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裕隆集団の中台新車販売、過去最高30.5万台へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075780

裕隆集団の中台新車販売、過去最高30.5万台へ

 自動車大手、裕隆集団は2日、今年の中国・台湾市場での新車販売台数目標は前年比10%増の30万5,000台で、過去最高を目指すと表明した。グループ全体の今年の売上高も前年比7.9%増の4,100億台湾元(約1兆4,800億円)と過去最高を目指す。3日付工商時報が報じた。

/date/2018/03/05/03yulong_2.jpg裕隆集団の陳国栄副総裁(右3)は、新戦略「WIN」始動で、経営体質を強化し、提携モデルを刷新すると表明した(2日=中央社)

 今年のブランド別新車販売目標は、台湾で自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)が2万5,000台、裕隆日産汽車が4万3,000台、三菱自動車の製造、代理販売を手掛ける中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)が4万7,000台。中国では合弁の東南汽車(SEM)が過去最高の16万6,000台、東風裕隆汽車は2万4,000台を目指す。

 ラクスジェンは今後5年で新車10車種を投入する計画だ。裕隆日産汽車はSUV(スポーツ用多目的車)を強化し、第2四半期に「Xトレイル」、第4四半期に「キックス」の台湾生産新型モデルを発売するほか、「インフィニティ」の「Q30」「Q50」新型モデルも投入する。中華汽車工業は第4四半期に商用車の「ベリカ」の新型モデル発表を計画している。