ニュース その他製造 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075784
タイヤ2位の建大工業(ケンダ・ラバー、KENDA)は、乗用車、バイク用タイヤ価格を今週から3~5%引き上げると発表した。最大手の正新橡膠工業(CST)も3月から2~5%値上げしており、他のメーカーも追随するとみられている。3日付経済日報が報じた。
タイヤの主要原料でコストの約15%を占めるカーボンブラック価格は、昨年から5割以上上昇している。ケンダは、中国政府の環境対策強化で、中国のカーボンブラック生産が減少しており、供給不足による価格上昇が続くとみている。
タイヤ補強用スチールコードも中国の鉄鋼メーカーの減産で供給が減っている。合成ゴムの原料であるブタジエン(BD)などの価格も上昇している。タイヤの生産コストは需要期に入る3月以降、さらなる上昇が見込まれている。
証券会社は、ケンダは需要期を前にコストを値上げできたことや、台湾、ベトナム、インドネシアの新工場が軌道に乗ることで、今年は成長が見込めると指摘した。
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