ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075785
潤泰集団傘下のアパレル販売代理大手、潤泰全球(ルエンテックス・インダストリーズ)は2日、プライベート・エクイティ(PE)ファンドの「HOPU USD Master Fund III」に段階的に最大1億米ドルを投資すると発表した。出資比率は4~5%となる予定だ。3日付経済日報が伝えた。
潤泰全球は昨年11月、中国の大型スーパー運営大手、高鑫零售(サンアート・リテール)の株式36.16%を中国電子商取引(EC)大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)に売却し、168億台湾元(約610億円)の売却益を上げた後、新たな投資先を模索していた。
投資先のファンドは、英領ケイマン諸島に昨年設立されたもので、中国系の色彩が強い。運用規模は25億米ドル。これまでに世界各地の天然ガス事業、シンガポールの物流業、香港の保険業などに投資している。同ファンドには昨年9月、聯発科技(メディアテック)の子会社、ゲインテックも4,000万米ドルを投資している。
潤泰全球の李天傑副総経理は「今回の投資は慎重な検討を経て決定したもので、ファンドの投資先に大きな潜在性があると判断した」と説明した。
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