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テルモの止血器具、台湾メデオンの知財権取得


ニュース 医薬 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075786

テルモの止血器具、台湾メデオンの知財権取得

 テルモ(本社・東京都渋谷区、佐藤慎次郎社長)は2日、台湾の医療器材設計業者、益安生医(メデオン・バイオデザイン)が開発した大口径止血器具の知的財産権を買収する契約を結んだと発表した。

 両社の発表によれば、今回買収するのは、脚の動脈から挿入する大口径カテーテルの手術に特化した止血器具「XProTM System(IVC-C01)」。簡易な操作で糸を2本同時に縫合できるため、処置時間の短縮や確実な止血につながる。

 メデオンの発表によれば、知的財産権の譲渡代金は5,000万米ドルで、譲渡先はテルモ子会社のテルモ・メディカル・コーポレーションとなる。メデオンは譲渡後も製品開発、臨床試験、法規認証、製品供給で支援していく。

 譲渡代金はテルモが契約時に2,000万米ドルを支払い、以降はマイルストーン方式で残額を支払う。