ニュース 農林水産 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075791
台北市の青果市場が春節(旧正月)期間の2月16日から5日間、および24日からの3日間休場となったことから、休場が終わるとともに産地から野菜が大量に出荷され、卸売価格が暴落している。同市場は3月5日からも3日間休場となり、20日間に休場日が11日に上っている。5日付中国時報が伝えた。
台北市の農産物市場の休場日は、市政府が前年に生産販売団体を集めて決定している。今回休場日が相次いだのは、祭日や毎週月曜日の休場日などが重なったためだ。
その結果、休場後にはその間に収穫された野菜が一気に出回り、価格暴落を招いた。最近の好天で野菜の生育も順調で、キャベツに至っては1キログラム当たり2台湾元(約7.2円)という異常な安値が付いた。
産地からは市場の長期休場が農民の権益を損ねているとして、不満の声が上がっている。李進勇雲林県長は「(市場を運営する)台北農産運銷公司は農民の損失を無視せず、6日にはせりを再開すべきだ」と訴えた。
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