ニュース 電子 作成日:2018年3月7日_記事番号:T00075824
仮想通貨ビットコインの価格が再び1万1,000米ドルを突破する回復を見せ、ビットコイン採掘(マイニング)装置の販売も伸びる中、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手の日月光半導体製造(ASE)はこのほど、マイニング装置世界最大手、中国の比特大陸(ビットメイン)から専用ASIC(特定用途向けIC)の大型受注を獲得したもようだ。
中国では昨年、仮想通貨の大幅な価格上昇を受けてマイニングが大きなブームとなり、ビットメインを一躍、業界世界最大手に押し上げた。同社のマイニング装置専用ASICは台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートル製造プロセス以降の先進プロセスを使用して生産されており、TSMCにとってビットメインは現在、5大顧客のうちの1社となっている。
ビットメインは昨年、同ASICの封止・検査を主に中国の江蘇長電科技(JCET)に委託していたが、今年に入って以降、ASEに対する発注量を拡大。ASEでは他社からの受注も増えており、桃園市・中壢工場の稼働率が急速に上昇している。
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