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1~4月の雇用純増3.7万人、同期過去3年で最高


ニュース その他分野 作成日:2018年3月7日_記事番号:T00075838

1~4月の雇用純増3.7万人、同期過去3年で最高

 労働部が6日発表した労働力需要調査によると、今年4月末時点で「1月末と比べて雇用を増やす」と回答した企業は全体の23.18%だった。1月末と比較した雇用純増は3万7,377人の見通しで、同期としては過去3年で最高となった。7日付工商時報などが報じた。

 「減らす」と回答した企業は3.17%、「現状維持」は68.42%、「予測できない」は5.24%だった。

 産業別では、▽製造業、2万1,210人純増▽小売・卸売業、4,358人純増▽情報・通信業、1,952人純増──の順に多かった。宿泊・飲食業は、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休や冬季休暇が終わり非需要期に入ったことで、1,578人の純増にとどまった。

 労働部は、世界経済の安定した拡張、景気の活況、新たな科学技術の需要拡大、輸出や個人消費の好調、企業投資の増加、政府による産業育成策やインフラ建設の推進を背景に、企業の雇用意欲が向上していると分析した。

 同調査は従業員30人以上の事業所を対象に1月8~26日に実施され、有効回答は3,095件だった。