ニュース 医薬 作成日:2018年3月7日_記事番号:T00075846
製薬会社の保瑞薬業(ボラ・ファーマシューティカル)は6日、1,850万米ドルで完全買収した米国のインパックス・ラボラトリーズの台湾子会社、益邦製薬(苗栗県竹南鎮)の工場引き受けを完了した。益邦製薬は経口薬の年産能力が20億個で、保瑞薬業は同社買収によって、経口薬の年産能力が台湾の上位5位に浮上した。7日付工商時報が報じた。
益邦製薬は全製品を米国に輸出しており、工場は米食品医薬品局(FDA)の認証を獲得している。
保瑞薬業の盛保熙董事長は、益邦製薬の工場の設備稼働率は現在約30%と説明。台湾ではFDAの認証を獲得した工場が少ないため、昨年の買収計画発表後、すぐに台湾内外の顧客から提携の打診が来たという。また、同工場では先週2日にインパックス向けの最初の製品を出荷しており、今月から業績拡大が見込めると話した。
盛董事長はさらに、海外顧客からの受注拡大が見込めるため、今年は液状薬の生産ラインを2本増設する計画で、5年以内の投資回収を目指すと表明した。
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