ニュース 電子 作成日:2018年3月8日_記事番号:T00075853
ネットワーク機器メーカーの明泰科技(アルファ・ネットワークス)は7日、電子機器受託メーカーの佳世達科技(Qisda)が明泰科技の第三者割当増資を1株23台湾元で1億株引き受け、23億元(約83億円)を出資すると発表した。Qisdaに対する持ち株比率は18.37%となり、友訊科技(Dリンク)に次ぐ第2位株主に浮上する。8日付経済日報が報じた。
明泰科技の李董事長は、今後モバイル通信を中核に定めると述べた(7日=中央社)
明泰科技の李中旺董事長は、Qisdaと▽第5世代移動通信システム(5G)▽モノのインターネット(IoT)▽医療用電子機器▽生産自動化▽動画ストリーミング──などの分野で提携し、お互いの販路を拡大すると説明した。また、調達資金で関連分野の技術、製品への投資を強化するほか、当初は台湾企業などを対象にM&A(合併・買収)を行うと表明した。
Qisdaの陳其宏董事長は、明泰科技はネットワーク機器の研究開発(R&D)、製造、サービスで強みを持っていると指摘。5G時代の到来を控え、共同で車のインターネット(IoV)やスマートシティーなどの分野を開拓できると説明した。
第三者割当増資の手続き完了後、Dリンクの持ち株比率は22%に下がる。緯創資通(ウィストロン)の持ち株比率は4%に下がり、第3位株主になる。
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