ニュース 機械 作成日:2018年3月8日_記事番号:T00075855
家電・機械大手の東元電機(TECO)は7日、新製品となる超高出力密度モーター(VHPD)を発表した。4月にドイツで開催される世界最大規模の産業見本市「ハノーバーメッセ」に出展し、受注獲得を狙う。8日付工商時報が報じた。
新製品のモーターは東元グループの劉兆凱副会長が主導して開発したもので、出力を7%向上させ、重量を20%削減、出力密度を33%高め、大型モーターの中では小型な製品となる。製油所や発電所での応用が可能だ。価格は1台80万~90万台湾元(約290万~330万円)と他の世界的大手メーカーの製品に比べ割安となっており、7月から受注を開始する予定で納期は3カ月を見込む。
TECOの邱純枝董事長は、新製品の投入および中国、米国市場での需要の高まりを受けて今年は2桁の売上成長を目指すと表明した。また中国における低価格小型モーター市場での競争に備えて、ベトナムでの年産能力30万台規模の生産拠点設置に10億元以上を投じる計画で、年末の竣工、来年5月の生産開始を予定している。
なお同社の昨年の連結売上高は511億9,400万元で、うち大型・小型モーターの売上高が45~46%を占めた。
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