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原相科技、携帯用センサー事業を分割


ニュース 電子 作成日:2008年5月21日_記事番号:T00007586

原相科技、携帯用センサー事業を分割


 原相科技(ピクスアート・イメージング)は20日、100%子会社の原相投資公司を通じて立原盛科技を設立すると発表した。新会社は携帯電話用標準型センサー業務を担当する。資本金は1億5,000万台湾元(約5億円)で、原相科技は間接的に30~40%株式を保有することになり、今後上中下流の戦略パートナーに出資を募って下半期に運営を開始する。21日付工商時報などが報じた。
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 原相による標準型センサー業務の分割決定は、標準型と特殊応用センサーに技術の発展の方向性や経営モデルに大ききな違いがあるため、経営目標と戦略を明確にし、リソースの効率的利用を進めるという判断に基づいている。新会社は当初は標準型センサーの販売を主な業務とするが、将来的には研究開発(R&D)も担当させるとしている。

 証券会社は、聯華電子(UMC)、聯発科技(メディアテック)、華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)などからの出資を予想している。

 また、同日付電子時報では、UMCが立原盛への出資を通じて中国のホワイトブランド携帯電話市場進出をねらうと報じているが、原相科技はUMCの出資を否定している。

 同社の今年第1四半期の売上高は11億8,800万元、純利益は3億3,600万元だった。