ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月8日_記事番号:T00075864
台湾最大のインターネット通販サイト「PCホーム」系でB2B2C(仲介企業を介した企業・消費者間の取引)サイトの「商店街個人売場」は7日、これまで購入金額を問わず無料だったコンビニ受取時の送料について、購入金額99台湾元(約360円)以上に限り無料とすることに改めた。8日付経済日報が伝えた。
ネット通販業界では、シンガポール系の蝦皮購物(ショッピー)の参入で競争が激化。PCホームはコンビニ受取時の送料無料で対抗していた。しかし、サイト側が送料を補塡(ほてん)するこうした戦略は、取引量が増加しても収益が低下する「諸刃(もろは)の剣」だったとみられる。PCホームは2017年決算で約11億元という過去最悪の純損失を出した。
商店街個人売場の黄淑琳営運長(COO)は「過去半年の消費者の平均購入金額を参考にして送料無料の条件を改めた。送料補助を継続しながら、売り手の売り上げと利益を伸ばせると期待している」とコメントした。
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