ニュース 社会 作成日:2018年3月8日_記事番号:T00075869
7日午後0時50分ごろ、台北市慶城街にある日本の窓口機関、日本台湾交流協会の台北事務所で男が事務所の名称が刻まれた石板に大量の赤いペンキをかけ、駆け付けた警察官に現行犯逮捕された。8日付中国時報などが伝えた。
石板のペンキはすぐに落とされた(7日=中央社)
逮捕されたのは、急進統一派の政治団体である中華統一促進党に所属する陳清峰容疑者(50)で、与那国島沖で台湾の釣り船が日本の水産庁の取締船から放水を受けたことに不満を抱き、犯行に及んだなどと現場で演説した。
交流協会側は告訴せず、警察は陳容疑者の動機を把握した上で、社会秩序維持法違反で罰金1,500台湾元(約5,400円)を科し、身柄を釈放した。
釈放された陳容疑者は「日本の艦船が(台湾の水域に)侵入したのに、政府は軟弱で無能だ。駐日代表も国民に代わって声を上げないので、天に代わって悪を討った」などと主張した。
交流協会は「非常に遺憾だ」として、台湾関係機関に事件の迅速な解明を求めた。
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