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液晶パネル供給過剰、2年後に常態化へ=AUO


ニュース 電子 作成日:2018年3月9日_記事番号:T00075877

液晶パネル供給過剰、2年後に常態化へ=AUO

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は8日、中国における生産能力の拡充速度から、2年後にはパネルの供給過剰が常態化するとの見方を示した。こうした局面に同社は▽最適な規模の追求▽価値の転換▽技術革新──の3大戦略で対応するとの考えを示した。9日付自由時報が報じた。

/date/2018/03/09/01auopic_2.jpg彭董事長(右)は、今年は挑戦の年で、期待もできると話した(8日=中央社)

 彭董事長は、中国での投資を止めることはできない中、同社は既存の生産能力で最大の効果を出し、適切な製品に技術力を費やす賢明な投資を行うと強調した。

 同社は現在、汎用製品以外の構成比が既に50%に達しており、今年はカーエレクトロニクス売上高が10%以上に拡大すると予測した。今後はハードウエアとソフトウエアの統合により、顧客に総合的なソリューションを提供すると語った。

 一方、技術革新については、有機EL(OLED)技術の応用製品を模索する他、ミニ発光ダイオード(LED)パネルやマイクロLEDパネルにリソースを投じ、業界をリードして優位に立ちたいとの考えを示した。