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作成日：2008年5月21日_記事番号：T00007588
訊連のマルチメディアソフト、ＡＳＵＳノートに搭載
マルチメディアソフトの訊連科技（サイバーリンク）は20日、今月から華碩電脳（ＡＳＵＳ）のノート型パソコン（ノートＰＣ）全製品に同社ソフトがプリインストールされると発表した。21日付電子時報が報じた。
訊連によると、これまでＡＳＵＳとの提携は再生や編集などの機能に限られていたが、５月からは記録媒体へのコピー機能も追加される。同社では、売上高への貢献は限られるが、ハードウェア業者への多元的なソフト提供は経営戦略上大きな意義があるとしている。
訊連はこれまで、再生機能を主とする「PowerDVD」が売り上げの７割を占めてきた。しかしマルチメディア機能の充実したウインドウズ・ビスタが発売されて以降、再生機能だけではシェア獲得は難しくなっており、同社は機能の追加を今後の重要課題に挙げている。
訊連によると、「PowerDVD」が売上高に占める割合は、2007年は５割以下に低下した。しかし、出荷量は落ちていないため、機能追加と抱き合わせ販売戦略により、同製品は一定の業績を獲得できると期待している。
