ニュース 電子 作成日:2018年3月9日_記事番号:T00075880
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の産業向けIoT(モノのインターネット)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)は8日、中国証券監督管理委員会(証監会)から新規株式公開(IPO)の実施認可を受けた。認可に要した期間はわずか36日間だった。9日付経済日報が伝えた。
昨年中国ではIPOの認可まで平均1年3カ月を要していた。それだけに今回の認可は異例のスピードだった。FIIは中国株式市場で申請から上場までの最短記録を打ち立てる見通しだ。
中国メディアはFIIへのスピード認可を「光速IPO」などと伝えている。その背景については、中国がいわゆる「ユニコーン企業」の育成に努めている点に加え、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任が昨年末、台湾企業による中国A株上場を支持する姿勢を示した点を挙げた。
台湾の上場企業は店頭公開を含め1,700社あるが、8割近くが中国に投資しており、中国での資金調達が最善だ。このため、市場関係者は「A株上場を目指す台湾上場企業が増えるのではないか」と指摘した。
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