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メデオン傘下の医療器材、米で販売許可を取得


ニュース 医薬 作成日:2018年3月9日_記事番号:T00075885

メデオン傘下の医療器材、米で販売許可を取得

 医療器材設計業者、益安生医(メデオン・バイオデザイン)は8日、同社が出資する米パンサー・オーソペディック社が開発した足首や肘などの手術の際に患部を固定するための医療器材「PUMAシステム」が米食品医薬品局(FDA)による販売許可を取得したと発表した。これにより同製品のライセンス供与が加速し、15億台湾元(約55億円)を超える権利金が得られる見込みだ。9日付経済日報が報じた。

 メデオンの張有徳董事長は、米国で行われる関節の手術は年間約100万件、世界では200万件に上り、パンサー社が開発したPUMAシステムは骨釘やワイヤといった従来の器材に取って代わると強調した。

 同社では今後、1年に1製品のペースで医療器材のライセンス供与を進め、世界600億元市場の開拓を目指す方針だ。

 なおメデオンは永豊餘グループ傘下の上智生技創投が30.46%、製薬会社の晟徳大薬廠(センター・ラボラトリーズ)が29.56%を出資しており、両社も恩恵を受けそうだ。