ニュース 電子 作成日:2018年3月12日_記事番号:T00075907
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した2月連結売上高は646億4,100万台湾元(約2,350億円)で、前月比18.9%減、前年同月比9.5%減となった。春節(旧正月、2018年は2月16日)連休のため稼働日が少なかったことや、台湾元高が影響した。10日付工商時報が報じた。
1~2月の連結売上高は1,443億8,100万元で、前年同期比2.5%減だった。
ただ、証券会社は、TSMCの3月売上高は1,000億元を上回り、単月として過去最高を更新するとみている。仮想通貨の採掘(マイニング)など特定用途向けIC(ASIC)の需要が高く、16ナノメートル以下の先進プロセスの設備利用率が満杯となっている他、自動車向けやアナログICも需要が高く、8インチウエハー工場は第2四半期末まで受注見通しが立っている。
TSMC傘下の世界先進積体電路(VIS、バンガード・インターナショナル・セミコンダクター)の2月連結売上高は19億300万元で、前月比10.7%減、前年同月比0.37%増だった。
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