ニュース 商業・サービス 作成日:2018年3月12日_記事番号:T00075913
中国政府が中国人の台湾観光ツアーの添乗員に対する添乗員証の発給を全面的にストップしたと伝えられ、中国人観光客の減少にさらに拍車が掛かるのではないかと懸念されている。10日付蘋果日報が伝えた。
中国人の台湾ツアーの添乗員は添乗員証を毎年更新しなければならず、添乗員証の発給中断はツアー催行に影響しかねない。台湾観光発展協会の田一修秘書長は「中国が今年、添乗員証の発給を中断すれば、来年には台湾ツアーがゼロになりかねない」と懸念した。
ただ、中国が観光法を改正するのに伴う、添乗員証とガイド証の統一を図る過程での措置との見方もある。交通部観光局は「中国が正式に文書で添乗員証の発給中断を発表したわけではない」と説明し、今後の推移を注視している。
中国人観光客はただでさえツアー客を中心に漸減傾向にあり、中国人の宿泊が多かったホテルを中心に影響が表面化している。これらホテルは宿泊料金が1泊1,000台湾元(約3,600円)前後だったが、最近は1,000元以下にまで値引きを行うケースが出ているという。
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