ニュース 政治 作成日:2018年3月13日_記事番号:T00075942
行政院の唐鳳(オードリー・タン)政務委員は10日、ローマ法王庁(バチカン)と国連組織がバチカンで共催した人工知能(AI)に関するシンポジウムに出席し、台湾の蔡英文政権が掲げる「台湾の価値観」のほか、政府に情報透明化を求める「g0v零時政府」の取り組みに触れながら、台湾の民主主義の発展過程について紹介した。13日付自由時報が伝えた。
唐氏(左前)は説明の中で、「プレジデント・ツァイ(蔡総統)」「バリュー・オブ・タイワン」の英文字を映し出した(12日=中央社)
今回のシンポジウム出席は、ローマ法王庁が中国国内での司教任命権で中国政府と歩み寄りを見せ始め、台湾とローマ法王庁の外交関係が揺らぎ始めた中で実現した。
唐氏は有名プログラマーで、行政院がデジタル技術の普及に向けて新設したデジタル分野担当の政務委員を務めている。
唐政務委員は「今回のシンポジウム参加は特別で、ハイテク分野に通じるイタリア議会の議員から推薦を受けた。テーマが自分の専門分野であり、自身が学んだことで貢献しつつ、世界の専門家と意見交換するために出席した」と説明した。
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