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中租が太陽光発電事業、クラウド方式で推進


ニュース 公益 作成日:2018年3月13日_記事番号:T00075949

中租が太陽光発電事業、クラウド方式で推進

 中小企業向けリース業者の中租控股(チャイリース・ホールディング)はこのほど、クラウドファンディング方式で太陽光発電所を建設する「全民電廠・太陽光電」事業で、一般投資家からの出資受付を開始した。13日付工商時報が伝えた。

 同事業は出資者が太陽電池パネルの購入費用を少額ずつ出し合い、太陽光発電所を建設するものだ。

 同社は昨年10月、雲林県台西郷の牧舎に太陽電池パネルを設置するため、中租従業員らから出資を募ったのに続き、台南市永康区に太陽電池パネル538枚を設置するため、1枚当たり1万5,426台湾元(約5万6,000円)で募集を行っている。今回からは一般投資家による出資を受け付ける。内部収益率は4.25%を見込む。

 台湾電力(台電、TPC)との売電契約はいずれも20年。投資家にとっては、高収益が魅力だが、一度出資すると、資金は20年間凍結状態となり、太陽電池パネルの所有権譲渡ができない点に注意が必要となる。