ニュース 運輸 作成日:2018年3月14日_記事番号:T00075964
航空会社の欧米路線の新規就航や増便が相次ぐ中、競争激化で航空券が最大10%値下がりしている。14日付経済日報が報じた。
旅行サイト大手、易遊網(ezトラベル)によれば、ハイシーズンに当たる5~9月の航空券価格は、台湾の航空会社でロンドン線やパリ線が税込みで往復2万2,000台湾元(約8万円)前後と、前年同期比10%下落した。ウィーン線も約2万1,000元と7%値下がりした。北米路線の最安値は2万元を割り込んだ。
中華航空(チャイナエアライン)は昨年12月、台北(桃園)~ロンドン(ガトウィック)に就航した。今年3月25日に開設した米オンタリオ線(カリフォルニア州)は毎日運航しており、4月16日からはパリ線を週3便(コードシェア便)運航する予定だ。
長栄航空(エバー航空)は3月9日からウィーン線が毎日運航となった他、年内にサンフランシスコ線を増便する計画だ。
業界関係者は、ボーイング777型機やエアバスA350型機などの新型機は、従来のボーイング747型機に比べ、燃費が17~20%節約できると説明。このため、従来は搭乗率90%でやっと利益が出たが、新型機では70~80%でよいため、欧米路線の増便が増えていると述べた。
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