ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年3月14日_記事番号:T00075965
バイク大手、三陽工業(SYM)の呉清源董事長は今年、海外向け販売台数(アモイ工場、ベトナム工場からの出荷を含む)で前年比20%増となる30万台を目指すと表明。目標達成に向け、今年は中東、アフリカ、中南米の新興市場を重点的に開拓する方針だ。14日付工商時報が報じた。
SYMは、2022年の海外向け販売台数で80万台超えを目標として掲げており、計画初年度となった昨年は、25万台と前年比25%増を記録した。
呉董事長は、バイクの主要輸出市場である欧州では、降雪など天候上の理由で出荷のほとんどが4~9月に集中することから、それ以外の時期に出荷量を確保することが重要と説明。冬季でも天候による出荷減が生じない中東、アフリカ、中南米市場の開拓に注力すると語った。
なおSYMは、新興市場ではスクーターではなく、低価格で用途の広い、またがって乗るタイプの一般車種の需要が高いと分析。非スクーターの人気車種「野狼」を抱える同社は、他の台湾メーカーとは異なり新興国市場で高い競争力を持つと説明した。
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