総合人材サービスのマンパワーグループが13日発表した雇用予測調査によると、台湾企業の今年第２四半期の純雇用予測は前期比１ポイント上昇、前年同期比２ポイント上昇の26%で、調査対象44カ国・地域のうちアジア太平洋地域で最も高かった。純雇用予測は、第２四半期に「増員する」と回答した台湾企業の割合30%から「減員する」の３%を引いた27%に季節調整を行ったもの。14日付工商時報が報じた。
第２四半期の業種別純雇用予測は、▽金融・保険・不動産業、32%（前期比１ポイント上昇、前年同期比３ポイント低下）▽製造、28%（前期比２ポイント低下、前年同期比２ポイント上昇）▽建設・鉱工、26%（前期比13ポイント上昇、前年同期比12ポイント上昇）▽サービス、28%（前期比１ポイント低下、前年同期比７ポイント上昇）▽運輸・通信、21%（前期比１ポイント低下、前年同期比７ポイント上昇）▽卸売・小売、26%（前期比５ポイント上昇、前年同期比４ポイント上昇）▽レジャー・飲食・ホテル、17%（前年同期は未調査のため季節調整なし。前期比１ポイント低下）──だった。
