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大陸建設、米国での不動産開発に参入


ニュース 建設 作成日:2018年3月15日_記事番号:T00075986

大陸建設、米国での不動産開発に参入

 大手デベロッパー、大陸建設(コンチネンタル・デベロップメント)の張良吉董事長は14日、米サンフランシスコでの不動産開発事業に参入すると表明。まず販売総額約157億台湾元(約570億円)のマンションおよびホテル建設を計画しており、台湾のデベロッパーによる米国での開発事業としては最大規模となるという。15日付経済日報が報じた。

 張董事長は、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の重要地域では土地の入手が非常に困難となっており、リスクの分散および経営規模の拡大、事業の多角化などを考慮して2014年にマレーシア・クアラルンプールでの不動産開発に参入したと説明。さらにこのほど、サンフランシスコ市場への参入に向け、パートナー企業と米国子会社を設立。今後、同市マーケット・ストリートでビル開発を進めると語った。

 同開発プロジェクトでは、242戸のマンションとホテルの2棟を建設する計画で、マンションは1戸当たりの販売額が約100万米ドルとなる見込みだ。なお同プロジェクトの総投資額は3億6,700万米ドルで、出資比率は大陸建設が55.2%、現地デベロッパーが20%などとなる。